I LOVE PeaceMaker(エアソフトガン編)

カウンターいつのまにか500オーバー記念。「SIGHT」増刊2号で明日蘭先生が
ピースメーカーの歴史を素晴らしいイラストで紹介して、今だにガンマニアの資料
として重要視されています。しかし何分にも描かれた時期が1987年であるために
モデルガン中心となりエアソフトガンはラインナップに入ることはありませんでした。
そこで今回、小特集としてエアソフトガンSAAをさらっとお送りしようと思います。
マルシンとタナカがほぼ同時にSAAを出す1989年以前は本格的なシルエットを
持った弾の出るSAAは皆無で、随分とSAAのエアソフトガン(ASG)化が熱望され
ていたようです。そして89年ほぼ同時に2社からSAAのASGが発売されたときは
ちょっとした話題になりました。

タナカ(初代)編

タナカSAA(初代)
メインフレームは一体型でかなり
実銃に近いレイアウトをしてファスト
ドローチューニングがし易そうだった。
カートリッジ方式で先端に6mmBB弾
を詰めた。最初のうちはパワーもそこ
そこ有り5m先のジュース缶はらくらく
ヒットできたがバルブをくの字のパーツ
を介して叩いてガスを出す為、そこが
変形するととたんにパワーが落ち、3m
先にも届かなくなってしまった。
またネジ部分の所が薄いため膨らんだ
り割れたりした。銃身長は三種類有り
シルバーモデルもあった。(こち亀で
このシルバーモデルがでてました)
カートは実銃通りにハーフコックにして
シリンダーをフリーにしてローディング
ゲートからカートを入れる。写真のカート
は真鍮の別売り品で通常はプラカート
だった。
ちなみにハーフコックにしようがしまい
がシリンダーを止めるボルトがないので
(恐らくバレルエンドとシリンダーハンド
だけでシリンダーをホールド)、シリンダ
ーのオーバーランは避けられなかった
(早撃ちに向かない)
でもスタイルがよかったのでガントワリ
ングとして暫く使用。(この顛末はGun
誌で投稿葉書を描きました)
一番「萌え」と思われる部分。
シビリアンモデルに限り、バレル下に
までシリアルナンバーが入っていた。
キャバやアーテには無いのは残念で
ござる・・・にんにん。
SAAバリエーション タナカには三種類のバレルがあった。

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