希望の季節

「わたしは復活であり、命である」（イエス・キリスト）

寒さの厳しい冬が過ぎ去り、暖かい春がやって来ました。
4月は、一年の中で最も希望にあふれた月です。
自然界では、気候が暖かになり、木々の新緑が美しくなります。
また、学生は入学や進級をし、新社会人が誕生するのも、4月です。
この希望あふれる4月に、キリスト教会では「イースター(復活祭)」を迎え、
イエス・キリストに起こった輝かしい、最も偉大な出来事、
すなわち死からの甦りを記念しお祝いします。

死が征服された

聖書は言っています、
「キリストは死者の中から復活した」(コリントの信徒への手紙一15：12)と。
今からおよそ2千年前、
イエス・キリストは、金曜日に十字架にかけられて死なれ墓に葬られましたが、
三日目の日曜日の朝に復活されました。
キリストの復活は、わたしたちにすばらしいものをもたらしました。
すなわち、死への勝利です。
死は、すべての人にとって最大の敵です。
今まで死に打ち勝った人は一人もいませんでした。
しかし、ここに唯一の例外があります。
キリストはただ一人、復活して墓の中から出て来られたのです！
キリストの復活によって、死の力は打ち破られたのです。
聖書は言っています、
「死は勝利にのみ込まれた。死よ、お前の勝利はどこにあるのか」(同15：54～55)と。

永遠の命の約束

キリストは、その復活によって、
ご自分が永遠の命そのものである神であることを示されました。
復活されたキリストは今も生きておられます。
そして、ご自分を神、救い主と信じるすべての人に
この永遠の命を与える、と約束されました。
「イエスは言われた。
『わたしは復活であり、命である。
わたしを信じる者は、死んでも生きる。
生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。』」
(ヨハネによる福音　11：25～26)
実際に、わたしがお会いした末期がんの方は、
病床において、キリストを信じ、御名によって永遠の命を獲得され、
「わたしは早くイエス・キリストのおられる天国に行きたい」と、
死の恐れが全く取り除かれました。
イエス・キリストを神、救い主と信じる者すべてに、
死に打ち勝つ永遠の命が与えられます。
あなたも、この希望あふれる4月、
イースターに教会においでになり、
永遠の命をあなたのものとしてください。